web版アニメ批評ドゥルガ

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アニメに纏わる記事を書いています。定期更新は毎週水曜日。毎週担当者が異なります。

観たいアニメタイトルを羅列する その一

もうすぐ夏休みですね。課題とテスト勉強で死にそうです。というわけで、夏休みに見たいアニメを妄想して、現実から逃げようと思います。

『観たいアニメタイトルを羅列する』……タイトルだけ見ると禁じ手のような気がしないでもないですね。その一としたのは適当な時期にまた誰かがその二をやるかもしれないという意味で付けたものなので、来週以降も続くということは無いでしょう……多分。では、早速。

 

・『きんいろモザイク

 所謂「きんモザ」ですね。きらら系列の日常系マンガとしては結構人気のようで、日常系に並々ならぬ関心を持っている自分としては見ておきたいタイトルです。きらら系列は傾向として若干百合要素が入っていることが多いですがこの作品ではどうなのでしょうか? 『桜Trick』はど真ん中ストレートの百合を日常系に持ち込んでいますが、いくつか触れている他のきらら系列作品との比較という意味でも是非見てみたいと思っています。

 

・『魔法科高校の劣等生

 「俺tueee」系の元祖とも言える作品のようで、先日この作品を観たという別のサークル員から熱心に勧められました。あまりバトル物が好きではないのですが、そんな先入観をふっ飛ばしてくれるような主人公の(ネタとも言える?)並外れたハイスペック。テンプレートではなく、若干芯を外したようなオイディプス構造……等々バトル物特有のストーリー以外に、楽しめそうな要素がありそうです。

 

・『めぞん一刻

 観たいアニメは最近のものだけとは限りませんね。この作品は長いので中々手を出せずにいましたが、ラブコメの権現として君臨する作品であると思うので一度は観ないといけない作品ではないかと思っています。実を言うなら、高橋留美子作品はマンガ、アニメに関わらず摂取したいのですが、もれなく長いので中々手が出しにくい存在で、ついつい後回しにしがちです。

 

・『月がきれい

 これは最近のアニメです。つい最近最終回が終わりました。この作品は既にサークル員によるエッセイが挙げられていますね。もしかしたら日本最速かも知れません。この作品がきになるのは、上記の『めぞん一刻』との対比です。実はこの作品は断片的にではありますが少しだけ見ていて、主人公とヒロインが「Line」らしきアプリでやりとりをする場面があり、連絡手段として「スマホ」を使えるストーリーと、連絡手段が家の電話か公衆電話しかないような時代のラブコメのストーリーが違うというのは当たり前ですが、その違いを様々な点からつぶさに検討してみるのも面白いと今思いつきました。

 

・『AIR

 言わずと知れたKeyの伝説的作品で、周りから「まだ見てねぇのかよ」と怒られてしまうような、それくらい有名な作品です。観て来なかったのは単にAmazon Primeで配信していた時、まあいつでも見れるだろうと思って視聴を後回しにしていたら、いきなり作品が配信停止になってしまったという海より深い事情があります。停止するなら予告くらいしてくれてもいいんじゃないでしょうかね。とにかく、この作品は某有名思想家も批評の対象にしているくらいで、2000年代を代表するアニメの一つ、と言っても過言ではないですし、一見の価値があるアニメだと思います。

 

・『キミキス

 元はエンターブレインから発売されたゲームです。後続作品に『アマガミ』があり、私はオタクとしての立ち位置を言うなれば『アマガミ』主義者なので、『キミキス』も勿論プレイして、おおよそのストーリーを把握しているのですが、アニメ版は見たことがありませんでした。いいや、見るのを避けていたという方が正しいでしょう。それはギャルゲーというジャンルが持たざるを得ないマルチシナリオを、アニメーションの単一のリニアなシナリオへと移植することの困難さが如実に現れてしまった、ある意味で「悲劇的」な事態が原因なのです。

キミキス』も、様々なギャルゲーの例に漏れず、何人ものヒロインが登場します。ゲームであれば、それぞれのシナリオでそれぞれのヒロインを攻略すればいいのですが、アニメではそうはいかず、『キミキス』のアニメでは、主人公が様々な女の子と仲良くなって、最終的に「ゲス」な男と化してしまう……という情報を事前に知ってしまっていました。某掲示板の『キミキス』スレでは「キミキスのアニメなんて無かった」と存在そのものすら否定される始末で、一体どこまで酷いシナリオなんだと以前から考えていました。確かに、ゲームの販促という側面もあるギャルゲーのアニメ化において、二股をしてしまうというギャルゲーの負の部分を前面に押し出すことは、ファンどころかゲーム会社さえ求めていないでしょう。これ以降、『アマガミ』『フォトカノ』『セイレン』といった姉妹作においては、それぞれのヒロインにそれぞれのエンディングを与えるというオムニバス形式を取ることでこの問題を回避したようです。このギャルゲーのアニメ化の形式そのものを変えてしまった問題作に、そろそろ対峙してみてもいいかも知れません。

 

 以上6作品のタイトルを並べてみました。最近自分のアニメリテラシーの無さに愕然とする機会が多いので、夏は引きこもってアニメを観ようと思います。

(錠)